「高校生ビジネスプラン・グランプリ」受賞報告
学校賞
岡山県立岡山東商業高等学校が学校賞に入賞！

当館では、日本政策金融公庫と連携し、次世代を担う若者が「自ら考え、行動する力」を養うことのできる起業教育の推進を行っています。 令和６年度は、第１２回「 創造力、無限大∞高校生ビジネスプラン・グランプリ 」（主催：日本政策金融公庫）にあわせ、７月に高校生向けビジネスプラン作成講座を開催しました。（→講座の詳細は こちら ）
このたび応募校536校の中から、起業家教育の推進に熱心に取り組んでいる学校30校に贈られる「学校賞」に、岡山県立岡山東商業高等学校が選出されました。岡山県立岡山東商業高等学校の先生には、本講座で講師を務めていただきました。 おめでとうございます！

学校賞を受賞された岡山県立岡山東商業の先生に、受賞の感想や学校での取り組みについてうかがいました。

（1）学校賞を受賞されたご感想をお聞かせください。

　継続してグランプリに参加していた点などが評価されたと思うと嬉しいです。今年のグランプリ参加校約500校のうち、学校賞の受賞は30校ということで大変光栄に思います。

（2）普段の貴校での取り組みについてお聞かせください。

　主に2年生のビジネス創造科総合ビジネスコースの生徒が、商業科目マーケティングの授業で取組んでいます。取組みは、まずは個人でアイディアを創ります。その後、個人のアイディアを持ち寄り、グループでアイディアを一つにまとめています。

（3）貴校での取り組みの中で、県立図書館・地域の図書館・学校図書館をどのように利用していますか。また、図書館を利用して良かった点があればお聞かせください。利用していない場合はその理由をお聞かせください。

　学校図書館を授業で利用します。どのタイミングで利用するか、どのように利用するかは教科担当者の判断によります。歴史や文化などを調べるときに利用する傾向にあります。図書館で書籍を活用して調査すると、書籍には書き込めないので自分でメモを取るようになると思います。また、生徒はいつも近くにデジタル端末があり、知りたいことはWeb検索ですぐ答えが見つかる時代です。自分に必要な情報（書籍）を自分で動いて探すところにも大きな意味があると思っています。

（4）今後の展望などをお聞かせください。

　授業で取組むだけでなく、生徒が主体的に応募するようになってもらいたいです。自分のアイディア、特にビジネスにつながるアイディアを他者に評価してもらうことにどんどん挑戦して、チャンスを掴む人材になってもらいたいです。