とことん活用講座「親子で学ぶお金のはなし～金銭教育ってなんだろう～」開催のご報告

開催日時

令和５年７月３０日（日）　
１４：００～１５：３０

会場

岡山県立図書館　
２階　多目的ホール

対象

小学校中～高学年のお子様とその保護者

参加者

４６名

講師

岩﨑 りつ子（いわさき　りつこ）氏
（金融広報アドバイザー）

内容

　今回の講座は、「親子で学ぶお金のはなし～金銭教育ってなんだろう～」と題して、お金の流れや、子どもがお金を取り扱う上での注意点などについて、分かりやすく教えていただきました。
　現代の子どもたちは、スマートフォンや電子決済の普及といった社会環境の変化によって、金銭感覚や働いて生計を立てる自覚を持ちにくくなっていると言われています。講座の中では、まず社会のお金の流れやお小遣いの渡し方についてお話いただき、その後、実際にお小遣い帳をつけてみるワークショップを行いました。子どもたちは保護者の方と相談しながら、不意の出来事に備えた貯金をしたり、口座からの出金額を考えたりすることで、実感を伴って金銭感覚を養うことができたことと思います。
　子どもがお金と上手に付き合うためのポイントや、ゲーム課金をどうすればいいかといったことについても丁寧に教えていただき、親子で金銭教育の重要性について理解を深める機会を設けることができました。
　また、講演に先立ち、県立図書館の活用方法についてご紹介するとともに、２階閲覧室で開催している「大切な「お金」の本」の展示紹介を行いました。会場内にも金銭教育・金融教育に関する資料や、経済について分かりやすく学べる資料を展示し、講座終了後、参加者の方々に借りていただきました。
　参加者の方々のアンケートでは、「学校でこれからもお金の話を習いたい」、「もっと早い年齢で習うべきことだと思った」といった感想をいただき、大変有意義な講座となりました。