令和４年度　「図書の修理と装備体験会」および「絵本のお医者さん」開催のご報告

本年度岡山県立図書館では、本の修理に関連したイベントを夏と秋の計２回開催しました。

令和４年度　図書の修理と装備体験会

実施日時

令和４年８月３日（水）
１４：００～１５：３０（９０分間）
令和４年８月４日（木）
１４：００～１５：３０（９０分間）
※両日とも同内容

場所

岡山県立図書館　２階　多目的ホール

参加者

子ども４名、大人８名
合計１２名（同伴者除く）

講座内容

本講座は、マナーアップキャンペーンの一環として、毎年夏休み期間に実施しています。今年度は、なおす(破れの修理)、まもる(ｶﾊﾞｰﾌｨﾙﾑをかける)、とじる(和綴じ体験)の３つを体験していただきました。 あらかじめ豆本づくりキットを用意する、参加者1名につき職員1名の補助が入るなど、小学生から６０代までの幅広い年齢層の方に楽しんでいただけるよう工夫しました。体験会終了後には、より本や図書館に親しみを持っていただければと、バックヤードツアーを行いました。 当日は取材が入り、夕方のニュースにもなりました。

≪講座の様子から≫

①なおす （破れの修理）	②まもる （カバーフィルムをかける）	③とじる （和綴じ体験）

令和４年度　県立図書館フェスタ「絵本のお医者さん」

開催日時

令和４年１１月２日（水）　１４：００～１６：００

会場

岡山県立図書館　２階　サークル活動室

参加者

子ども４名、大人５名
合計９名（同伴者除く）

概要

「絵本のお医者さん」は、本の利用マナーや本を守るための工夫を知っていただくために、司書が専用の道具を使ってご自宅の絵本の修理を行うイベントです。 修理対象は、破れ、ページ外れのある絵本とし、持ち込まれた絵本の状態を確認した後、修理内容を説明して修理を行いました。 どのように修理したのかが分かるように、修理の内容を記したカルテをお渡ししました。 今回が初の開催でしたが、幼児から60代まで、幅広い年齢層の方にご参加いただきました。 参加者からは「本を大切に長く使えるよう扱うことを子どもたちに教えることが出来た」「親子で受け継がれた絵本のため、また次の世代に伝えられる丈夫な修復をしていただきありがとうございました」などの感想をいただきました。