とことん活用講座「“ピアサポート”って何だろう？～精神障害の方への支援と理解のために～」開催のご報告

開催日時

令和４年２月５日（土）　
１４：００～１６：００

会場

岡山県立図書館　
２階　多目的ホール

参加者

３７名

講師

丸橋 由希惠 氏　
（社会福祉法人あすなろ福祉会）

馬場 律子 氏・藤村 法子 氏　
（ピアサポーター）

内容

　今回は、「“ピアサポート”って何だろう？～精神障害の方への支援と理解のために～」と題して、ピアサポートやピアサポーターについて、わかりやすく教えていただきました。 「ピア（peer)」とは、「仲間」「対等」という意味です。ピアサポーターは、同じ病気をもつ者同士が支えあって障害を乗り越えていくことを目的に活動しています。 ピアサポーターは同じような悩みを体験しているからこそ、同じ病気を持つ方に共感することができるのです。 そんなピアサポーターの役割は、相手の問題を解決してあげるのではなく、「相手が自分の問題に自分で答えを見出せる手助けをすること」だと言われます。
　このようなピアサポーターの活動や、講師ご自身の経験を交えたお話は、参加者の方々が共感される部分が多かったようです。 また、短い時間でしたが、感染症対策を取りながら参加者同士で自己紹介等をすることもできたので、参加者の方々もたいへん満足されたようです。
　会場には、ピアサポートや心の病気について詳しく知りたい方のために、県立図書館所蔵の関連書を展示しました。 そして、講座の終わりには、展示の本の中から、県立図書館の職員がいくつかの本を紹介し、参加者の方々に借りていただきました。
　参加者の方々のアンケートには、「ピアサポートされている方の生の声が聞けて良かった。」「自分自身の人生において参考になりました。」 「このような中、セミナーを中止せず開いてくださり、ありがとうございました。」等のお声をいただき、たいへん有意義な講座となりました。