岡山県立図書館中期サービス目標達成度評価シート

 地方分権の流れや官から民への社会の変動の中で、これからの図書館においては、県民に十分な説明を行いながら、よりよいサービスを提供していく図書館運営が求められています。

 岡山県立図書館では、県内どの地域でも、年齢を問わず全ての方々に等しく利用してもらえる開かれた県民図書館となることを目指し、平成18年4月、「県民図書館振興プラン」を策定しました。この中では、県立図書館が目指す5つの基本的性格と、振興プランを達成するための、おおむね5年程度の中期サービス目標(21項目)を定め、その目標達成に向けて努力してまいりました。

 この度、平成22年度の目標の達成状況と評価を取りまとめましたので、公表いたします。このことについて、皆様の御意見・御感想をお寄せください。   →御意見はコチラ から
 皆様から寄せられた声を参考に、さらなる改善と向上を目指してまいります。
 
(1)サービス指標の状況および(2)重点的取り組みの成果等(全文)はこちらをごらんください。(PDFファイル)

平成22年度中期サービス目標達成度評価シート


<評価のまとめ>

◆総合評価

岡山県立図書館中期サービス目標 5年度達成度評価 達成レベル
 平成16年の開館以来、豊かな蔵書、優れた開架能力、収納能力や恵まれた閲覧環境を活かし、県民の多様化・高度化するニーズへの対応に努め、第一次中期サービス目標で定めたサービス指標の多くは、着実に推移し一定の成果が認められる。しかしながら、平成21年度には資料購入費が減額され、入館者数や個人貸出冊数は平成20年をピークに減少傾向にあるなど資料購入の財源確保や利用促進に向けたさらなる取組が今後の課題となっている。
 また、「子ども読書活動推進センターとしての機能の充実」や「県全域の図書館の振興」等の新たな課題が確認され、こうした新たな課題等にも対応するため、平成23年2月に第二次中期サービス目標・県民図書館さんさんサービスプランを策定した。県立図書館が、県内どの地域であれ、また、年齢を問わず全ての人々に等しくご利用いただける図書館となるよう、同プランを着実に進めていく必要がある。
5 :目標水準を大きく上回った。
4 :目標水準を上回った。
B :概ね目標水準
2 :目標水準を下回った。
1 :目標水準を大きく下回った。

 

◆重点的取り組みの成果等

  T 県民に開かれた図書館

評     価 達成レベル
 年間入館者数が100万人を切り、個人貸出冊数も減少、新規登録者数も伸び悩んだ。これは、システム更新による15日間の休館が影響しているものの、近年減少傾向にある。
システム更新では予約状況のリアルタイムでの確認や、インターネットによる貸出期間の延長手続き、また、資料の検索スピードが早くなるなどの改善を行い、利便性の向上を図った。さらに、大活字本を別置して、視覚障害者等の利用者が閲覧しやすい環境とした。
H23年度は、従来休館日としていた第3木曜日も開館し、利用者の利便性を一層向上させるとともに、利用者のニーズを把握しながら、適切な資料や情報の提供が行えるよう、環境整備に努める。
5 :目標水準を大きく上回った。
4 :目標水準を上回った。
B :概ね目標水準
2 :目標水準を下回った。
1 :目標水準を大きく下回った。
 

  U 県域の中枢としての図書館

評     価 達成レベル
 新しく開発した「図書館総合システム」により、市町村立図書館から県立図書館への本の購入依頼を効率的に行えるようにするなど、相互貸借システムを改善した。また、学校図書館支援システムも同時に開発し、学校からの県立図書館資料の貸出依頼がスムーズに行えるようになり、学校図書館への支援も大幅に拡大した。
今後は、大学図書館との連携を拡大するとともに、システムの活用について更に周知し、全県サービスの一層の向上に努める。
5 :目標水準を大きく上回った。
4 :目標水準を上回った。
B :概ね目標水準
2 :目標水準を下回った。
1 :目標水準を大きく下回った。
 

  V 調査・研究センターとしての図書館

評     価 達成レベル
 レファレンス件数の増加とともに、レファレンスデータベースの登録件数も拡大した。また、AV資料の貸出数および館内AV視聴者の利用者数は減少したものの、アンケートでは、利用者の目的達成度、満足度はともに高く、主題別6部門制の機能を生かした県民の調査・研究への支援は概ね良好に実施できた。
 今後とも、各部門ごとの広報を充実させるとともに、展示、活用講座の開催等を通じて利用の拡充を図る。
5 :目標水準を大きく上回った。
C :目標水準を上回った。
3 :概ね目標水準
2 :目標水準を下回った。
1 :目標水準を大きく下回った。
 

  W メディアセンターとしての図書館

評     価 達成レベル
 デジタル岡山大百科を図書館総合システムとして業務システムと一体的に更新することにより、パソコンの環境に依存せずにコンテンツを見ることができるようになるなど、デジタル岡山大百科をより使いやすく改良した。また、掲載コンテンツ数やレファレンスデータベースの登録数も増加しており、多様な情報の発信を行うことができた。
今後は、さらにシステムの使いやすさについての周知を図るとともに、蓄積したコンテンツの活用拡大に向け、県民への広報等に努める。
5 :目標水準を大きく上回った。
C :目標水準を上回った。
3 :概ね目標水準
2 :目標水準を下回った。
1 :目標水準を大きく下回った。
 

  X 資料保存センターとしての図書館

評     価 達成レベル
 館内用図書への資料費の重点配分、選定の工夫、効率的な予算執行等を進めた結果、新刊図書出版点数の70%程度の収集を達成(73.6%)することができ、館内用図書も100万冊を超えた。
また、市町村立図書館からの寄贈資料の受入も進めた。
今後も、購入、寄贈資料ともに継続的な収集を進め、資料保存センターとしての役割を果していく。
5 :目標水準を大きく上回った。
4 :目標水準を上回った。
B :概ね目標水準
2 :目標水準を下回った。
1 :目標水準を大きく下回った。