5月分新着資料の一部を紹介します。 |
こが ようこ/著 小学館/発行 請求記号 376.159/コカ18/ 資料番号 0014273445 |
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本書では、3分程度で語れる「おはなし」が35話紹介されています。著者は25年以上にわたり、子どもたちへの「おはなし」を実践しています。そのかたわら幼年童話・絵本の執筆、おはなしの小道具などの創作も手がけています。そのおはなしの内容もさることながら、目線、声の大きさ、間のとりかただけでなく、参加しづらい子どもをおはなしの世界に引き入れるテクニックなどの、語る上でのポイントや手法は、幼児保育に携わる先生方だけでなく、様々な校種の先生方にも大変参考になります。多くの先生方に手に取っていただきたい一冊です。 |
『はじめての小学校外国語活動実践ガイドブック 新学習指導要領対応 中学年用』(小学校) |
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大城 賢/編著 萬谷 隆一/編著 開隆堂出版/発行 請求記号 375.893/オオ18/ 資料番号 0014158828 |
小学校中学年で新しい外国語活動が始まります。各校においては移行措置により、準備を進めているところだと思います。本書では、3・4年生で行う外国語活動についての基礎知識や考え方から、実際の授業の進め方まで丁寧に解説されています。初めての外国語に苦手意識をもたせることなく、どのように出会わせるのか、授業の中で使うゲームをどのように取り入れるのか、何に気を付けて活動を進めていくのか、どんな英語表現が使えるのかなど、実践を交えながら紹介されています。英語に苦手意識のある先生や初めて外国語活動の指導にあたる先生におすすめの一冊です。 |
『教師のための子どものもめごと解決テクニック』(教科・専門・分掌) |
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益子 洋人/著 金子書房/発行 請求記号 375.2/マシ18/ 資料番号 0014243851 |
「現代の子どもたちは、怒りや不安、困惑や不満を生じたときに、それを表現できるとは限りません。むしろ、抑制する傾向にあるといわれています。」と著者は語ります。そんな子ども達に相対してもめごとを解決するための具体的な方法として、「メディエーション」と「統合的葛藤解決スキル」を提唱しています。前者は公正で中立的立場である大人が子どものもめごとに介入し当事者同士の対話を促進し解決策を考え出す方法、後者はメディエーションで行われる取り組みを、子どもたち自身ができるようになる方法です。本書には、その2つのスキルについての解説と、それを身につけるためのエクササイズが事例と共に紹介されています。 |
『つまり、「合理的配慮」って、こういうこと?! 共に学ぶための実践事例集』(特別支援教育) |
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インクルーシブ教育データバンク/編 現代書館/発行 請求記号 378/イン17/ 資料番号 0014189997 |
障害のある人の権利に関する条約の中で、合理的配慮とは、「障害者が他の者との平等を基礎として全ての人権及び基本的自由を享有し、又は行使することを確保するための必要かつ適当な変更及び調整であって、特定の場合において必要とされるものであり、かつ、均衡を失した又は過度の負担を課さないものをいう。」とされています。著者は、障害のある子どもに対して個別の支援を行うのではなく、教師や周りの子どもたちの意識や関係の在り様、クラス・学校の雰囲気が変わるなかで、障害のある子も楽しく授業に参加できたり、様々な問題がなんとかなっていくことを目指すとしています。本書には全国の先生方の生きた実践を通した様々な工夫が紹介されています。 |
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