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トップページ > お知らせ (2012.11.15)

「本のくすり箱」 〜あなたに届けたい一冊〜

  1. 「子育て中のあなたへ」おすすめの本
  2. 「学校へ行きたくないあなたへ」おすすめの本
  3. 「自立したいあなたへ」おすすめの本

子育て中のあなたへ


瀧村 有子 『ちょっとだけ (福音館書店)
 二人目を出産したときに、お祝いにもらった絵本。主人公なっちゃんと長女がかさなり、涙した絵本です。小学生になっても、長女は「この本、よんで!」とひざに座ります。「おもくなったなぁ」と言いながら、いっしょに読んでいます。二人目、三人目をご出産の方に、ぜひぜひ、読んでいただきたい1冊です。(たんぽぽさん)
 


河合 隼雄 『こころの処方箋 (新潮文庫)
 人の心などわかるはずかない・「理解ある親」をもつ子はたまらない・100点以外はダメな時がある・自立は依存によって裏づけられている・どっぷりつかったものがほんとうに離れられる・物が豊かになると子育てがむずかしくなる。これらは目次の項目です。1項目が4ページにまとめられていてどのページからでも読むことができます。子育てに悩むあなた、社会からの疎外感に悩むあなたに読んでほしい1冊です。目からうろこが落ちるかも・・・・。(くうちゃんさん)
 


アグネス・ザッパー 『愛の一家 世界名作文庫 (偕成社)
 1907年に書かれた児童文学の名作。
 舞台は南ドイツの小さな都市。ここに暮らすペフリング家は、音楽教師のお父さんとその夫人、そして男の子が4人と女の子が3人の大家族。このそれぞれ性格の違う7人の子どもたちが、様々な事件を起こしながら育っていく有様を、一年を通じて描き出す。家族は決して裕福ではないが、家族みんながお互いを愛し合い、助け合い、協力して暮らしていくことのすばらしさを教えてくれる。
 作者のザッパー女史は、南ドイツのミュンヘンに生まれ、23歳で政治家と結婚、3人の子どもの母となり、子育ての苦労が、『愛の一家』を書く参考になったといわれる。
 物語は、日本でもいろいろな出版社から出されているので、ここに紹介した世界名作文庫版以外でも、簡単に読むことができる。(湖上の美人さん)
 


鮫島 浩二 『わたしがあなたを選びました (主婦の友社)
 「子供がいるということは奇跡なんだ!!!」と気づかせてくれる一冊。私自身も2か月にならない子供の母親で、つい現実の忙しさやもどかしさに、やるせなさを感じる時、すっと心の苦しさがほぐれ感謝で心が満たされる一冊。(光島 みゆきさん)
 


夏苅 郁子 『心病む母が遺してくれたもの (日本評論社)
 私もこの本のお母さまと同じ心病む62歳の母です。30半ばになる2人の娘も著者と同じように,幼い日を私の病で深く悲しみ,傷つき,苦しみ,現在も悶々とした日々を送っているように見受けられます。今までのことは取り返すことは出来ません。でも,これから蒔く種は花開くかもしれません。・・・・・無理でしょうか。・・・是非多くの現場のドクター,あるいはナースの方,そして,精神障害児・者と共にひたすら戦っておられる家族の方々に,読んでいただきたく思います。きっと勇気と元気が出ることと思います。−−深まりゆく 切なる想いで−−(難波 ふく枝さん)
 


鈴木 鎮一 『「愛に生きる」才能は生まれつきではない (講談社現代新書)
 こどもたちはみな ひととしてのすばらしいいのちを咲かせるために生まれてきました。「どの子も育つものであり それは育て方ひとつにかかっている。」鈴木先生のそのお言葉どおり こどもたちの未来はわたしたちの手に託されています。「すぐれたひと_____それはあたたかい心 高貴な魂 人間らしい素朴さをもった自然なひとです。」「もし 世界の国々が 自分の国のこどもたちを ほんとうによい人間に育て上げることに全力を注ぐなら たぶん 地上から戦争はなくなるでしょう。」《愛に生きる》このタイトルどおり 音楽とともに歩んだ先人の すべてのいのちへの愛が 美しいメロディとなって あたたかく ちからづよく魂に響き届きます。「美しいこどもたちを 美しい心のままに」みんなで育ててゆけることを信じます。(宮下 和江さん)
 


細川 貂々 『ツレはパパ1年生 (朝日新聞出版)
 結婚12年目に子どもを授かった夫婦が、あたふたしながらも育児をしていく様子を描いたコミックエッセイ。子育ての中心はお父さんのツレさんで、作者の貂々さんはその手伝いをする、という父母逆転のような子育てをしている二人ですが、ある意味、“お父さん”の視点から描かれているともいえて、他の子育て本とは一味違う面白さがあります。2人の手探りの育児は、うまくいくときもあれば、「何でこうなるの」とケンカになったり、どちらかが落ち込んだりすることもありますが、そんなことも素直に描かれていて、同じように手探り育児中の人(もしくは同じだった人)にも共感できることが多いと思います。1日のちょっとした休み時間、読んでみるといい気晴らしになりますよ。(トクメイキボウさん)
 


ひろかわ さえこ 『あのやま こえて どこ いくの (アリス館)
 ♪思わず節をつけて歌いたくなる「うたあそびえほん」です。
 「あのやまこえて〜どこいくの?」と問い、「こめつぶ買いに」と答え、「どうするの?」って問い、また答え。まるで掛け合い漫才みたい。
 幼稚園・保育園の投降園時に子供たちと歌いながら行くと、あっという間に着いちゃうこと間違いなし!!
最後に出てくる「おばけさん」がちょっと怖いかな。(クローバーさん)
 


伊藤 比呂美 『おなかほっぺおしり (婦人生活社)
 数ある育児本の中から、この本を見つけたときは、衝撃でした。育児本って、多くが「こどもは天使だ」とか、いわゆる三歳児神話だとか、育児疲れの新米親にとっては、かなりのプレッシャーもかかります。でもこの著者は、実はコドモとはわがままで、いじわるで、ねちこくて、嫉妬深いものだとイラスト入りで教えてくれます。(このイラストがまた衝撃的!!)
 私も育児が一段落して気づいたことは、その1、絶対に思い通りにはならない。その2、永遠に続くと感じられるしんどさは、過ぎてみるとあっという間で、実はその期間こそが最もかわいかったという、この2点に尽きるような気がします。
 育児真っ只中のみなさん、誰もがはじめは新米です。このシリーズのPart3のタイトルでもある「コドモより親が大事」というくらいの気持ちで過ごしても、なんとか育っていくものです。(なつみかんさん)
 


ドロシー・ロー・ノルト 『子どもが育つ魔法の言葉 世界中の親が共感した子育ての知恵100 (PHP研究所)
 私が子どもを産んでから「育てている」と、実感したことがありません。育てるというか、生活を共にする。この感じです。
 子どもは二人。小学二年生の娘と一年生の息子。全校児童数が17人。複式学級なので、子ども二人がクラスメイトになります。
 自我の芽生えが始まる頃。毎日質問攻めの日々。「そらってなんであおいの?」一日中この調子です。散歩が大好きで、大雪の日も散歩に行きました。
 様々なお母さんが、それぞれの立場や環境で子どもと一緒に生活をしています。私は、育児につまずき、この本を何度となく読みました。そして、深く感じました。子どもを成長させている?いや、私が、子どもにたくさんのことを教えてもらっている。子どもではない、一人の人間なんだと当たり前の事を思いました。「完璧な手本になる必要はない」この一文にずいぶん助けられました。またこれからもつまずいて、また、この本を読みます。(みずいろうさぎさん)
 


辻村 深月 『「鍵のない夢を見る」・君本家の誘拐 (文芸春秋)
 ガツンと衝撃を受けました。これは今年上半期の直木賞受賞作です。5篇の短篇集ですが、子育てで忙しいお母さんには、この本最後を飾っているこの作品をお薦めします。私も3人の子育てをしましたが、(まだ子育て中?)この作品を読み終えたとき、溢れる涙を止めることができませんでした。普通の生活の中に潜んでいる恐怖、転がり落ちる奈落、わがことのように主人公がだぶってきました。みんな頑張っているんだけど・・・報われない・・。子育てを頑張っているお母さんの周りにいる方々にもぜひ読んでいただきたいですね。

 ベビーカーを目にするたびに、当分この作品を思い出すでしょう。(小早川 祐子さん)
 


西山 あや 『ホメオパシー子育て日記 発達障害篇 (ホメオパシー出版)
 周囲の子供たちと少しだけ違う我が子にとまどいを感じていらっしゃるお母さん方へ、この本をおすすめします。
 この本には発達障害と診断されたお子さんを持つ女性が、死にたくなるほどの辛い思いを毎日抱えながらホメオパシーでの治療を続け、ついに我が子と自分の境遇を受け入れられるようになるまでの体験が、ありのままに綴られています。
 ホメオパシーとは、自然療法の一種で、一般の薬で心配されるような副作用がなく、とても安全な治療法だそうです。最近増えている子供の発達障害も実は薬の過剰摂取が原因の一部に考えられるそうです。また、「母親が癒されなければ、子供も癒されない」の考えのもとに、母親のトラウマを解消することの大切さについても触れられています。
 最終章で障害のある子供を持つことで、手にすることができたいろいろな幸せについても、著者は語られています。(チッタさん)
 


秋田 喜代美 / 増田 時枝 『絵本で子育て (岩崎書店)
 赤ちゃんの誕生は、お母さんはもちろんのこと家族や周囲、すべての人たちに幸せをもたらします。しかし、育児者は、赤ちゃん時代〜幼児期と成長する様子にハラハラドキドキの毎日「これでいいのかしら」と様々な不安が出てきます。誰にも相談できないしと、一人で悩まれる方に是非お勧めしたいのが「絵本で子育て」という本です。心が軽くなるようなアドバイス、お勧めの絵本が紹介されています。子育て中の皆さんのそばに置きたい一冊です。(ばっちゃんさん)
 


ママお話きかせて (小学館)
世界中から集められたさまざまなお話が365日1日1話形式でつまった1冊です。

春・夏・秋・冬の巻と4冊あり、その季節にふさわしい物語で編集されています。

タイトルに「ママ」とありますが、我が家ではお父さんが毎晩寝る前に、読み聞かせてくれるのが日課でした。

毎晩とても楽しみにして1日1話で我慢できず「パパお話きかせて!」と笑いながら何度もせがんだのを憶えています。

大人になったいま振り返ってみても、本当に幸せな宝物のようなひとときでした。 (蒲鉾さん)
 


内田 麟太郎 『おかあさんになるってどんなこと (PHP研究所)
 「子育て中のあなたへ」このテーマを見たとき、一番に思いついたのがこの絵本でした。とってもやさしい色使いの表紙、タイトルもおかあさんになるってどんなことだろう?と思わず身構えてしまうかもしれません。でも、ページをめくるたび、あったか〜い気持ちになるんです。特別なことなんかじゃない、「名前をよぶこと」「手をつないで歩くこと」「心配すること」・・・
 おかあさんになるということは人それぞれ違うものだとも思います。けれど日常のささいなことがきっとお互いをつなぐ絆になるんだと信じたいです。(りんごのはなさん)
 


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