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平成25年度 岡山県子どもの読書活動推進連絡会 実施報告


テーマ

「本を読むことから遠ざかっている子どもへのアプローチ」
 ~学校・図書館・ボランティアと考える~

日時・会場

平成26年2月27日(木) 10:30~16:00
岡山県立図書館 2階 多目的ホール

参加者

90名(公共図29名、学校34名、ボランティア24名、教育委員会など3名)

主催

岡山県教育委員会

概要

①岡山県における子どもの読書活動推進について
                  岡山県教育庁生涯学習課【当日資料はこちら

平成25年3月策定の『第3次岡山県子ども読書活動推進計画~おかやまどんどん読書プラン』について概要説明。代表的な評価指標として「未読率の減少」を目標としている。子どもたちの発達段階に応じた取組を推進するためにも、学校・図書館・読書ボランティア等の協働が必要。そのためにも各地域での熟議を進めてほしい。また、今年度作成の『おもしろ読書事典』を年度末に各学校の教室等へ配布するので活用してほしい。

②子どもの読書活動優秀実践校・図書館・団体の取組発表(H25文部科学大臣表彰)
   吉備中央町立竹荘中学校    教諭 竹田悦子 氏  【当日資料はこちら

発表の様子1

図書委員会活動を中心に、竹荘中学校が校内や地域ぐるみで子どもたちの読書を育むさまざまな取組が紹介された。特に文化祭での図書委員全員によるブックトークの様子が動画で紹介されると、楽しい掛け合いに参加者にも笑顔が広がった。中学校の統合に向けたボランティア活動「本を守り隊」など、子どもたちが主体的に取り組むことで充実した読書活動を展開している。



   笠岡市立図書館        司書 原田恭江 氏  【当日資料はこちら

「笠岡子ども司書」養成講座を中心に笠岡市立図書館における取組が紹介された。子ども司書養成講座は、岡山県内においてはじめての取組である。2年目の今年は、おすすめ本のPOPや『広報かさおか』特集ページ作りなど実践的な内容を盛り込み、学校や公共図書館だけでなく、郷土館や美術館などの学芸員も巻き込み連携した講座内容は、参考になることが多くあった。

   おはなしポケット(勝央町)  代表 山下良美 氏  【当日資料はこちら

発表の様子2

公民館の読み聞かせボランティア養成講座をきっかけに結成され21年間、勝央図書館を拠点に町内外で活動している。メンバー2名によるおはなし会の実演では、季節感を意識し選ばれた本の読み聞かせやおりがみ遊びなど、子どもたちが安心して楽しむことができる良質な内容が披露された。子どもたちから小さな感動をもらいながら、活動を継続している。



③講演
「本を読むことから遠ざかっている子どもへのアプローチ」  【当日資料はこちら
   青山学院女子短期大学 現代教養学科人間社会専攻 教授 堀川照代 氏

講演の様子

子どもの読書の実態から図書館における具体的なアプローチについてお話しいただいた。実態調査から読書しない理由は「何を読んだらいいのか分からない」ことが大きく、読書好きになったきっかけは、家族の存在が大きいことが分かる。幼い頃の読み聞かせをはじめ身近な大人が読書する姿や面白い本をすすめることで、自然に子どもたちは読書に親しむことができる。学校や公共図書館、地域ボランティアの存在も、家族以外の身近な大人として、ひとりひとりの子どもの読書を支える役割を担っていることを再認識した。また具体的な取組のポイントとして、いかに多様な人々を巻き込むか、子どもが主体的に関わるプログラムで子どもの力を引き出すか、効果的な広報などが挙げられ、子どもの状況をよくみて段階に応じた工夫のヒントを数多く教えていただいた。



④グループワーク  地域や校種等の異なる人々が6人組になり、取組発表や講演を参考にしながら、参加者がそれぞれの立場でできる具体策を考えた。グループで出されたアイデアは全体で共有し、各自でよいと思うものを振り返りシートに記入するなどして持ち帰り、生かしていただくこととした。(以下、一例を紹介。)

(お問い合わせ)   岡山県立図書館 図書館振興課 図書館支援班
          TEL 086-224-1286  FAX 086-224-1208