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平成22年度 図書館職員等研修講座 ビジネス支援サービス研修【第1回】

日時・場所・参加人数

日時・場所

  平成22年11月10日(水) 10:15〜16:00
  岡山県立図書館2階 サークル活動室

参加人数

  27名

概要

講演「公共図書館のビジネス支援サービス〜創業及び中小企業を支援する図書館〜」
講師:竹内利明氏(国立大学法人電気通信大学 産学官連携センター特任教授)

《講義内容》
 日本の公共図書館におけるビジネス支援サービスのあゆみや、公共図書館でビジネス支援サービスを行うことの意義について、また国内外の事例などをお話しいただきました。
 日本の産業界は「キャッチアップ」つまり官僚主導で欧米諸国に追い付け追い越せという段階から、「フロントランナー」すなわち自らが先進国として世界をリードする段階に変化しており、地域産業は、それぞれの知恵と工夫で経営革新を行う必要に迫られています。
講演 写真1
 その知識基盤を支えられるのが地域の図書館で、図書館が持つ情報資源には中小企業の経営に役立つものが多く含まれているので、どんな図書館も積極的にビジネス支援サービスに取り組んでほしい、ということでした。
 事例の紹介では、アメリカのシムズブリー公共図書館や、広島県立図書館、鳥取県立図書館、栃木県小山(おやま)市立図書館等が写真とともに示されました。また、実務を行う際のコツや工夫として、ビジネス支援サービスに使える雑誌・パンフレット等の収集の仕方、セミナー・相談会を開催する際のポイント、ビジネス支援サービスにおけるレファレンスの重要性などについて、実例を交えて解説が行われました。
 起業家や中小企業の支援活動、また大学での教育活動と様々なご経験を積まれた立場から、図書館サービスの新たな可能性をご示唆いただきました。また、実際に見学された図書館の紹介など豊富な事例を示しながらの具体的なご説明で、まだサービスを始めていない館の参加者にも理解しやすいお話でした。
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事例発表
津山市立図書館 菊入典子主査
 津山市立図書館でビジネス支援サービスをおこなうに至った経緯から、実際の取り組みについて、お話しいただきました。参加者からは、「図書館以外の行政や他団体と上手く連携できていると感じた。」などの意見が聞かれました。
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事例発表 写真1

岡山県立図書館 高橋潤子司書(主任)

 県立図書館の取り組みについて、本館サービス第二課社会科学資料班 高橋司書(主任)から発表しました。参加者からは、「具体的な取り組みを聞け、参考になった。」などの意見が聞かれました。
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事例発表 写真2
ワークショップ
コーディネーター:竹内利明氏

5つのグループに分かれて、次の3つのテーマから1つ選び協議しました。
テーマ1
「大学に進学する高校生のキャリア教育として学校図書館が提供するサービスを考える」
テーマ2
「子育て支援として有益なサービスを考える」
テーマ3
「あなたの地域で提供するとよいと思うビジネス支援サービスを考える」
<進行手順>
@役割分担(じゃんけん等で決めることは禁止)10分
誰がどの役割に適しているかを考える
議長:議論をリードして成果を上げる
書記:ホワイトボードに記録をして、目的に導く案内役
発表者:3分で発表する
質問担当:他グループの質問に対して最初に回答する
また、他グループの発表を聞いて質問する

Aディスカッション(40分)
地域の実情をベースに課題解決のために有用と考えるサービスについて意見交換して、サービス内容と理由を説明する。
なお、図書館がそんなことをやって良いの?という新しい提案を最低1件考える。

B発表準備(10分)
発表内容を相談してまとめる。
休憩5分

C発表(5×5グループ=25分)
発表3分 質疑応答2分

D まとめ(10分程度)
各グループとも積極的な協議が行われました。協議後は、各グループ毎に、特にオススメのサービスを3つ挙げ、「サービス名」「サービス内容」「サービスを考案するに至った経緯」等を発表しました。
参加者からは、「グループで考えることで1人では考えられない意見も出て、発見も多かった。」「ワークショップの進め方が参考になった。」「沢山の企画が実行可能に思えてきました。」などの感想が聞かれました。
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