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−郷土資料を活用した調べ学習における公共図書館と学校の連携について−

平成22年度 図書館職員等研修講座
−郷土資料を活用した調べ学習における公共図書館と学校の連携について−

日時・場所・参加人数

日時・場所

  平成23年1月26日(水) 10:00〜16:00
  岡山県立図書館2階 サークル活動室

参加人数

  54名

概要

  
講演「本づくりはまちづくり −地域文化を知る・伝える−」
講師:山川隆之氏(吉備人出版 代表取締役)
《講義内容》
吉備人出版(きびとしゅっぱん)をどのような思いで立ち上げたか、これまでどのような本を作ってきたのか、そして本を作りながら思ったこと、地方で出版物を出していくというのはどういうことなのかなどについて、クイズを交えながら時にリアルな出版事情を交えながら説明していただきました。
地方の出版社に元気がないと、書き手は発表の場を失い、結果的に書き手も育たなくなっていき、地域の歴史や文化の掘り起こしや継承が停滞してしまう。「出した本を売って成り立つ」ということが地方出版では必ずしも成立しない中、東京を中心とする大手出版社とは別の価値観を持って出版活動を行っていかなければならない。そして図書館も、地域文化の集約・発信の場であって欲しいとの話に対して、質疑応答やアンケートでも「地域の資料の重要性についてあらためて気づきました」等の意見が寄せられました。
講演 写真1 講演 写真2


講演「調べ学習と図書館の支援」
講師:内池英樹氏(玉野市教育委員会  主査(指導主事))
学校図書館の現状や、小学校における調べ学習や地域学習が学習指導要領の中でどのような位置付けにあるのか、また学校図書館や公共図書館はそれらの学習をどのように支援することが出来るのかについて分かりやすく説明していただきました。特に学校司書だけで動くのではなく、必ず先生と一緒に活動するのが学校現場では大事であるとの話でした。
また、図書資料のない地域のことはリーフレット、チラシ、写真などを積極的に収集するといった具体的な提案もあげていただきました。
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講演 写真3


実践発表「学校司書による調べ学習へのアプローチ」
岡山市立鯉山小学校 学校司書 間野久美子氏
地域学習の際に地域の方と積極的に交流を持ち、その成果としてインタビューを文字におこしたり、児童の作成物をラミネート加工して次年度以降も使えるようにしたりするなど、具体的に学校現場で行っている例をあげていただきました。
学区にある吉備津神社の調査についての話では、本には書いていないような情報を地域の方とふれあいを持つことによって知るという経験から、児童が郷土に愛着を持ち、大切にしていく心が育まれることを希望されているという内容でした。


演習「郷土資料を使った調べ学習の実践(図書館活用術!)」
岡山県立図書館 郷土資料班長  隈元恒
郷土資料を使ったレファレンス演習を通して、郷土に関する基本的なレファレンスツールや資料を探す際のポイントなどを紹介し、郷土資料のレファレンスサービスのスキルアップを図りました。
演習は5人前後で1グループになり、各グループが1問を調べるという形式で全10問に取り組みました。演習の前半は、実際に郷土資料部門の資料を自由に使って、調査の経過や結果をグループごとにまとめ、後半は各グループの回答を元に、補足説明や資料の解説などを行いました。
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