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「高校生ビジネスプラン・グランプリ」受賞報告
審査員特別賞・ベスト100
高校生ビジネスプラン作成講座 参加校の3つのプランが入賞!

 当館では、日本政策金融公庫と連携し、次世代を担う若者が「自ら考え、行動する力」を養うことのできる起業教育の推進を行っています。 本年度は、第7回「創造力、無限大∞高校生ビジネスプラン・グランプリ」(主催:日本政策金融公庫)にあわせ、高校生向けビジネスプラン作成講座を開催しました。(→講座の詳細はこちら
 このたび、本講座に参加された金光学園高等学校、岡山県立倉敷古城池高等学校のチームが作成したビジネスプランが、全国3,808 件のエントリーの中から見事「審査員特別賞」、「ベスト100」入りを果たされました。 おめでとうございます!

審査員特別賞 
「重要無形民俗文化財 バーチャルアイドル白石舞」

金光学園高等学校

ベスト100
「日本遺産‘桃太郎伝説’体験~「造山古墳」が世界遺産を凌ぐ!」

金光学園高等学校

ベスト100
「地元名物‘人を売る’商店街」

岡山県立倉敷古城池高等学校


 高校生ビジネスプラン作成講座を受講された金光学園高等学校の生徒のみなさんに受賞プランの概要と講座に参加された感想についてうかがいました。

(1)チームの作成されたビジネスプランの概要を教えてください。

 私たちは地元に伝わる重要無形民俗文化財の白石踊という盆踊りを広めるため、バーチャルアイドルを作りました。 バーチャルアイドルとはパソコン上でアニメの様に動くコンピューターグラフィックスで作られたキャラクターのことで、私たちのプランでは「白石 舞(しらいし まい)」という美少女が白石踊を踊り、踊りの手本をしてくれます。 このバーチャルアイドルは実際にベテランの踊り手の動きをカメラのセンサーで読み取り、その動きの通りに踊っているため、当代最高の白石踊を再現しています。
 今回のプランではバーチャルアイドルのプラットフォームビジネスというものと、この「白石舞」の動きに合わせて踊るゲームを二つの系統で展開する構想を発表しました。
 バーチャルアイドルのプラットフォームビジネスとは、全国に存在する白石踊のような重要無形民俗文化財に対応するバーチャルアイドルを各自治体が制作し、一般の人がそれらのバーチャルアイドルを一か所で楽しめるためのサイトを作るという構想です。
 ゲーム展開のプランは、家庭用ゲーム機とアーケードゲーム機の両方で「白石舞」とシンクロして踊るダンスゲームを開発するというものです。 実現すれば世界中の家庭やゲームセンター、フィットネスクラブで白石踊が踊られるようになります。

(2)高校生ビジネスプラン作成講座を受講しようと思ったきっかけは何ですか?

 昨年度にメンバーの渡辺陽がこの講座に参加していたため、その存在は知っていました。 今年はプランを作成するにあたっての具体的手法を学ぶために後輩と受講しました。 質疑応答も交えての講義で「新たにビジネスプランを生み出す方法」がとても参考になりました。 この講座に参加してよかったです。

(3)今回のビジネスプランを考えたきっかけは何ですか?

 白石踊の伝わる白石島の過疎・高齢化により、白石踊は後継者不足に直面しています。 そこで私たちは2018年の夏から白石踊の後継者を増やす活動に取り組み始めました。 今回の作品応募も白石踊を広めるためにはどうしたらよいか考えながら作成しました。 その結果、「伝統文化である白石踊を若者が親しみやすい形にすればよいのでは」というアイデアのもと、バーチャルアイドルを活用して踊りの裾野を広げるプランを考案しました。

(4)ビジネスプラン作成時、一番苦労した、あるいは力を入れたポイントはどこですか?

 若い世代に受け入れられやすい形で伝統文化を発信するプランではあるものの、盆踊り本来の形自体は一切変えないようにしています。 音楽は太鼓と口説きの哀愁を、踊りの振り付けは手踊りの優美な動きをそのまま感じてもらうためです。

(5)ビジネスプランを作成する際に役だった図書館資料・サービスはありましたか?

 今回は特に何も利用していないですが、利用していればさらに深く掘り下げた作品が作れたかもしれません。 踊りの歴史など調べてみると新しい発見があるかもしれませんね。

(6)最終審査会でプレゼンした感想を教えてください。

 本番の1週間前から何回も発表練習をしたものの、舞台の上で発表するのは緊張しました。 それでも、3人ともスムーズにプランを伝えることができました。 最高の発表をすることができてよかったです。 特に、客席を巻き込んで白石踊を踊ったところは、会場の皆さんにも白石踊を印象付けられたと思います。 会場の一体感が心地良かったです。

(7)今回の講座を受講し、ビジネスプランを作成した感想を教えてください。

 この講座に参加すれば日本政策金融公庫の人が基礎的なプランの作り方を教えてくれますので、ビジネスプランを考えたことのない高校生でもバッチリとプランを作ることができるようになります。 この機会にぜひ皆さんも参加してみてください。


受賞された皆さん

(お問い合わせ) 
岡山県立図書館 サービス二課 社会科学班
〒700-0823 岡山市北区丸の内2-6-30
TEL 086-224-1286  
FAX 086-224-1208