岡山県立図書館
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とことん活用講座「浮世絵にえがかれた岡山」開催のご報告

講座の様子

開催日時

平成31年2月23日(土) 
14:00~16:00

会場

岡山県立図書館 
2階 多目的ホール

参加者

103名

講師

隈元 恒(岡山県立図書館 郷土資料班長)

内容

今回のとことん活用講座は、岡山の名所や、岡山にゆかりのある歴史的な出来事や人物について、当館所蔵の浮世絵(錦絵)の紹介を中心に現地写真などを交えながら行いました。
 最初に岡山の名所(風景)を描いた、初代歌川広重の「六十余州名所図会」、「山海見立相撲」のシリーズ、二代広重の「諸国六十八景」シリーズ、三代広重の「日本地誌略図」シリーズなどについて、 地図や現地写真などを交えて解説を行いました。また、初代広重の来岡について、初代広重が浮世絵の元ネタとした淵上旭江『山水奇観』などの絵と比較しながら、その可能性について考察を行いました。 その他、番外編として大正・昭和前期に活躍の版画家・川瀬巴水の描いた岡山城、後楽園、岡山鐘撞堂などの紹介も行いました。
 次に、備中高松城水攻めや藤戸渡、児島高徳の白桜十字詩のエピソードなど、歴史的事象や戦国武将などの人物を取り上げて、関連する作品を紹介しました。 その他、岡山の物産を紹介する三代広重の「大日本物産図会」シリーズや物産と美人画を組み合わせた歌川国芳の「山海愛度図会」シリーズの紹介も行いました。
 最後に、岡山県内で出版された作品として、明治12年の勧業博覧会を取り上げた『岡山城内博覧会図』、明治18年の明治天皇岡山巡幸の様子を描いた『御巡幸御行粧之図』、西大寺会陽を描いた作品、 京橋渡初めを描いた『備前岡山京橋渡り初図』などの解説を行いました。
 事前申込で募集定員を超えるなど、講座に対する関心の高さがうかがえ、岡山を題材にした作品がたくさんあることを知らなかったので興味を持った、浮世絵から様々な歴史を学ぶことができて大変面白かった、 ぜひ現物も見てみたいといったご意見がありました。

 講座を行うにあたって、県立図書館2階郷土資料部門では、浮世絵に関する図書や当館所蔵浮世絵のパネルなどの展示を行いました。 (→展示の紹介ページへ) また、講座当日は受付前の廊下にも大型パネルなどを展示しました。


講座の様子 講座の様子
(お問い合わせ) 
岡山県立図書館 サービス第二課 郷土資料班
TEL 086-224-1286  
FAX 086-224-1208