第5回 放送大学・県立図書館連携講座
「熱帯病について」
日時・会場・講師・参加者数
日時・会場
平成23年12月10日(土) 13:30〜15:00
岡山県立図書館2階 デジタル情報シアター
講師
安治 敏樹 氏 (放送大学岡山学習センター客員教員)
参加者数
29名
講座の内容
今回の講座では「熱帯病について」と題して、放送大学岡山学習センターの安治敏樹先生が、熱帯病の種類や症状、感染する危険のある地域、感染経路、予防方法などを中心に話されました。概要は以下の通りです。
ウイルスの種類はDNA型ウイルスとRNA型ウイルスの2種類に分かれており、このうちのRNA型ウイルスの中には、フラビウイルスが存在しており、熱帯病は、フラビウイルスによって引き起こされることが多い感染症です。
熱帯病の種類には、デング熱、黄熱、マラリア、日本脳炎などがあり、主に蚊に刺されることにより、感染し、発熱します。デング熱、マラリアは現在のところワクチンがなく、予防は蚊に刺されるのを防ぐことが重要となります。蚊が媒介となる感染症以外には、赤痢アメーバ症、ジアルジア症、クリプトスポリディウム症などの人獣(畜)共通感染症があります。
熱帯病が感染している地域の特徴としては、気温、湿度が高く、媒介昆虫(特に蚊)が生息していること、社会的貧困のため衛生状態が悪いこと、戸籍などがなく、医療が十分に行き届かないことなどが挙げられます。また、熱帯病の予防方法としては、特に蚊に刺されることを防ぐこと、水が汚染されているので飲料水や洗濯に気をつけること、濃密な人との接触を避けることなどが挙げられます。
質疑応答は、岡山県のマラリア治療について質問されている方もおられ、講師からの回答を熱心に傾聴されていました。
アンケートで約8割の方が役に立ったと回答されるなど、放送大学との連携講座への関心の高さが伝わりました。これからも、放送大学と連携して、魅力的な講座を開催していきます。
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<講座の様子>

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