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放送大学・県立図書館連携講座 特別講演
 「原子力災害を考える 
    ―放射線・放射能の正しい理解を求めて―」

日時・会場・講師・参加者数

日時・会場

    平成23年8月21日(日) 13:30〜15:00
    岡山県立図書館2階 デジタル情報シアター

講師

多田 幹郎氏
(放送大学岡山学習センター客員教授)

参加者数

42名

講座の内容

原子力発電所の事故によって、世の中に不安が生じ、風評被害が広がっています。原子力についての科学的根拠に基づいた正しい知識を知ることにより、個人の主観的な風評被害の解消につながるという趣旨で、特別講演を開催しました。
 講演では、最初に簡単な測定実験があり、内容は、@放射線・放射能の基礎知識、A放射線と放射能の定義づけ、BBq(ベクレル)とSv(シーベルト)の単位の関連性やそれぞれの定義や本質について、C自然及び人工放射線・放射能について、D外部被爆(体外の線源からの被爆)と内部被爆(食事や呼吸を介して体内に取り込んだ放射性核種から放射される放射線による人体組織・臓器等の被曝)について、E急性障害(250mSv(マイクロシーベルト)以上の高線量被曝)と晩発性障害(低線量の被曝によって長時間後に発症)について、F食品中の放射能の暫定基準値について、G食品の放射能汚染除染について、H岡山県の人形峠について、等の話がありました。
 最後に、放射線・放射能の基礎知識を習得して食品照射について正しく理解すれば、必要以上に不安がることなく、風評被害は広がることがないと説明されました。
 講演終了後、熱心な参加者からの質問が多数続いていました。
 アンケートでは9割近くの参加者が役に立ったと回答され、それだけ関心の高いテーマであったと思われます。今後も多くの方に参加していただける魅力的な講演を開催していきたいと思います。



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